インドのヨガと西洋のヨガの違い

この間、目黒クラスに来てくださった方から「ハワイでヨガのティーチャートレーニングを受けてみたいと思うんですけど、どう思いますか?」と質問をされました。インド2回の渡航を経て、「NYのヨガがみたい」と思って渡米したので、インドに行くべきか、それとも体系的ヨガを勉強したほうがよいのか・・・と悩む方の気持ちはわかります。私の意見としては、両方みると視野が広がるので、両方見てみると良いと思います。

【インドの素敵①】先生がヨガに人生を捧げている
ヨガでは欲望を捨てること、一瞬一瞬を生きることを説いています。北米や日本にいると、資本主義社会なのでどうしても企業のマーケティング・メディア・固定観念に惑わされがちです。西洋では「生活のためにヨガを教える」という人が多いように感じます。もちろんインド人の中にも「ヨガ=商売」ととらえている人もたくさんいますが、「ヨガのために生きる」という何人か素晴らしいインド人の先生にお会いしました。どの国の人も多かれ少なかれ欲望があって、みなもがきながら生きているのですが、インド人のヨガの先生はそういった俗世間から少し距離を置いたような雰囲気があります。そのスピリチュアルな雰囲気の中で、ヨガを練習するのは至福のひと時です。
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【インドの素敵②】インドには世界中からヨガオタクが集まるので、すごく刺激される。
特にリシケシはヨガの聖地なので、毎年10月頃~4月頃まではヨガ好きでごった返しになっています。皆、インドまでわざわざ来ているので、ヨガに対する熱意はハンパじゃないです。リシケシでは、大体朝2時間ほど自主練、夕方レッスンといった生活を送っていました。ですので、大抵の人は昼間はのんびり読書したり、ヨガ友達とランチしたりします。みんなヨガに対して勉強熱心なので、友達と話しているだけで、とても勉強になります。それがきっかけで、「英語を勉強しないと、せっかくいい話聞いているのに、100%理解できていない!」と危機感を募らせて、NYに飛んだ経緯があります。「英語が出来なくても大丈夫ですか?」とよく聞かれるのですが、レッスンを受ける分には問題ないと思います。でも英語ができたら、もっと世界は広がると思います。

まあ、英語ができないのは、もはや日本人の国民性みたいなものなので、あまり気にしなくてもいいと思います。所詮、みんなヨガのことばかり話すので、そのうちできるようになります。また、日本人もたくさんリシケシにはいるので、日本人同志でヨガトークするのも楽しいですよ♪

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あちこちお猿さんがいるので食べ歩きは禁物

【インドの素敵③】生活費が安いのでヨガ三昧の毎日が送れる
ホテルも一日1,000円程度、ご飯は一食200~300円と物価がすごく安いので、お金の心配することなく、思う存分ヨガ三昧の日々が送れます。毎日ヨガレッスンを受けて、ヨガに関する本読んで・・・といった日々を前回は5ヶ月間続けました。日本や北米にいると、ご飯作ったり、お掃除したり、電車にのって移動したり・・・と普通の生活をするだけで結構時間がとられちゃいます。インドだと、お掃除・洗濯はメイドさんに、ご飯は作りたいときだけ作る、後は外食といった生活を送るので、ヨガに専念できます。

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レッスンの後に飲むココナッツドリンクは最高!

では、ここまでインドの魅力を語りましたが、逆に北米ではどんな魅力があるか挙げてみます。

【北米の素敵①】アライメント等、細かく教えてくれる
これはカナダのアイアンガーインストラクターであるLouieの下で勉強していたときに感じたのですが、インストラクションがすごく細かくて、かつ疑問にもしっかり答えてくれます。インドの先生はあまり多くを語りたがりません。「わからないなら、とりあえず練習しろ。練習していたら、そのうちわかる日が来る」というスタンスの先生が多いのです。しかし、北米では丁寧に体系的に説明してくれます。私はLouieのほかにもLucyという若手の先生も大好きで、彼女は若いので、私の疑問を真摯に聞いてくれました。こういったことはインドではありません。西洋のヨガインストラクターと生徒の関係は「教師と生徒」といった感じで、インドは「師匠と弟子」といった感じです。

【北米の素敵②】最新の医学的・科学的根拠により、ヨガを行う
北米がすごいのは、やはり研究者が多いということ。「シルサーサナ(sirsasana)=頭立ち」はヨガの王様と言われていますが、最近のデータではこのアーサナの練習によって首をだめにしてしまう人が出てきているということです。カナダのLouieのもとでは、ほとんどの人がSirsasanaをするときに壁に足を置きます。壁なしできれいにSirsasanaができる人も、壁に足を置きます。当時は「なんで?」と疑問に思っていましたが、首を負傷するリスクを負ってまで、行うべきではないという考えがあったのではないかと考えています。体は柔らかければ柔らかいほどいいというわけではなく、何事もほどほどが大切です。近代の研究結果をとりいれ、より健康的なヨガを勉強できる点は素晴らしいです。

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【北米の素敵③】体系的に勉強することができる
これはティーチャートレーニングについてですが、NYでは解剖学・呼吸法・瞑想を体系立てて勉強することができました。やはり教育水準はアメリカは世界一です。それはヨガにも当てはまっていて、素早く知識を増やすという点においては、北米の教育は世界一だと思います。
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NYのティーチャートレーニング。みんなでディスカッション

ヨガとは別に急いで習得するものでもないですし、知識というか知恵を身につける練習法だと私は考えています。知恵は急いで習得するものではなく、ゆっくりと培うものですよね!アイアンガー先生は「一人の先生について、勉強すること」と説いておられますが、私は別にどっちでもいいと思っています。人はそれぞれいろんなアプローチの仕方がありますし、いつその「一人の先生」が見つかるかもわかりません。北米にいってもいいし、ずっと日本にいてもいいですし、インドを放浪してもそれもいいと思います。一番大事なのことは、毎日練習することだと思います。毎日の練習が思いもよらないミラクルを起こしてくれます。私ももっともっとミラクルをみたいので、今後もヨガを続けていきます。

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